宝探しに必要なもの

宝探しに必要なものは大きく4つです。

1.台本
2.イベント
3.お宝
4.記録

また、その他以下の点についてまとめます。
5.意外な注意点
6.宝探しに使える色々なツール

 

更に細かく分類してみます。

1.台本
①ストーリー
これは、なぜこの宝探しが始まるか、という意味付けです。例えば、

「用意していたプレゼントが、怪盗Xにぬすまれた!」 とか

「じいじとばあばが預かった贈り物が、謎の小人に隠された!」 とか

というようなストーリーです。
OIKKOの性質にもよるかと思いますが、体感的にはあってもなくても構わない気がします。どちらかというとOIKKOよりも自分に必要かどうかという気がします。
私の場合は必ず設定しています。だって楽しいから。でも甥っ子には完全にスルーされてます。
「君が隠したんでしょ」「今回のスタートはどこ?」ってなもんです。
ただ、怪盗Xでも謎の小人でも「こんな表現があるんだよ」ということをOIKKOに見せることができると思っているのです。
子供のころ練習した小人の足跡なんかを付けたりしましたが、完全にスルーされました。

②台本(流れ)
これは宝探しの流れです。「次はどこを探せ」というようなメッセージや、隠されているものを探すだけのような場合は、特に台本が無くてもぶっつけで準備できるでしょう。ただ、子供が少し大きくなって、アイテムや謎解きを組み込みたい場合、事前に台本的なものを用意して準備した方が当日の準備の混乱が無くていいと思います。
私も当初、台本なし、前乗りなしで宝探しを仕掛けた時には、何時間も一人で準備、という破目に陥りました。せっかく甥っ子と遊びたいのに、何とも残念なことです。なので、最初はどこから始まり、どこに何を置いて、どういう指示でどこに向かい、どんな謎解きをさせて…という台本を作成します。

2.イベント
これは、各ポイントで行うこと、や色々なエッセンスのようなもの。を思いつくまま並べてみます。内容については、別のページでいずれ詳しく説明できればと思います。

①色々な探し方
・パンくず方式
・スタンプを集めて
・地図を使って
・場所を示す謎なぞ
・暗号を解いてヒントをゲット
・・・・・

②色々な謎解き
・なぞなぞや簡単な言い換えで場所を示す
・各種暗号(難易度色々)
・・・・・

③動きのあるもの
・ドアを開けると(閉めると)何かが出てくる
・物を入れると何かが出てくる
・暗くすると(明るくすると)何かが出てくる
・濡らすと読める
・鏡に映すと読める
・・・・・

④各種アイテム
・鍵の掛かった箱
・何を開けるかわからない鍵
・破れた破片(パズルのピース)
・宝の地図
・メッセージの入ったビン
・暗号の書かれた紙
・・・・・

3.お宝
これは、説明いらないでしょう。でも、宝探し自体を楽しんでくれるOIKKOなら、お宝などなくてもいいくらいです。
ただ、エンドマーク代わりにみかん1つでもいいので、何かしら用意した方がいいかもですね。宝探しですから。
いくつか用意して、途中で順番に見つけさせていくも良し。最後にドカンと見つけるも良し。

4.記録
 これは、もう趣味の問題で、いらないと言えばいらない。
自分が作ったものを後から何度も鑑賞するのが好きな俺好きな人は、是非作ってください。私は作ります。
前回使った鍵の番号なども、記録しておくと便利ですしね。
方法として、一番簡単じゃないかと思うのが、宝探しをするOIKKOの後を追いかけてひたすら写真を撮り、それを順番に並べてコメントを入れる方法でしょうか。建築の現場写真の管理用のソフトが、以外に便利。
注意事項としては、OIKKOのペースは完全にコントロールできないので、カメラマン(WATASHI)を待っていてはくれないので、振り切られないようにすることと、とは言っても隠している状態を全て撮影するのは難しいので、宝探しを仕掛ける時に、チェックを兼ねて一通り撮影するのがベターのようです。

5.意外な注意点

①口調
メモとしてですが、私の甥っ子は命令口調があまり好きではないようです。
自分でパパ・ママに対して作るときに、「●●しろ」と私が書こうとすると、「●●してね」とか書き直しを命じられます。

②『それ』以外のもの
何も置かないことで、その場所が間違いだったと認識させるのは意外に難しい。なぜなら、誰かが生活している空間というのは、どうにも雑多なものだからです。
同様に、何かを置く場合にも、隠したものが「これ」とわかる工夫が必要です。
3種類のものを隠したのに、一番上だけ持っていく可能性もあるからです。
実際にはついて歩くことになるので、「あれ、まだ何かあるよ?」とか「こうやって書いてあったから、ここは違うんじゃないかな?」とか言いながらリードしていくことになるのですが、出来るだけ口を出さずに済む謎を作りたいじゃないですか。
そうすると、間違った場所には「はずれ」等のメッセージを。そして隠すものはまとめるとか、何を探せと明記するとか、同じ柄の封筒を使うとかの工夫が必要になります。

6.ツール

宝探しに使えるいろいろなツールをリストアップ

①紙テープ【必須】
・ホームセンターなどで売っている塗装用のマスキングテープを使っています。
基本的に一過性の装置で、クロスや建具や床に傷をつけたくないので重宝します。
甥っ子はそれ以外の工作にも使っています。
100均のものが若干接着力が弱くて、あとくされの点だけ考えるとベター

②100均の錠
・南京錠、ナンバーを合わせる錠など、色・種類もいろいろあるので重宝。
ナンバーを合わせる錠は数字を設定できるものがよい。
南京錠は、各色そろえると、色の対応で鍵を探せてよい。