魔法の筆

油性の色鉛筆(普通の色鉛筆)で文字を書いた後、同系色の水性の色鉛筆でその文字の上にぐるぐると線を描きます。
そこに白の水性色鉛筆でも線を追加します。
そうすると、線でつぶされて読めないメッセージが出来上がります。

それを水を含ませた筆で塗ると、重ねた水彩色鉛筆の線が消えて元の文字が読めるようになります。

同系色で塗るのは文字を読みづらくするため
白い線を入れるのは溶けた色が明るくなって文字を見やすくするため

元の文字が見えづらくなるようにちょっと濃い目の色にしたり、何色か混ぜたりを、お手持ちの色鉛筆で試してみてください。

私は水を入れて持ち運べる筆を使い「魔法の筆」としましたが、乾いた筆と「魔法の水」でもいいかもしれません。

魔法の筆、魔法の水、なんて表現もいいでしょう。
『じいじが魔法の水を持っているよ。じいじに水をもらおう』
『この筆にばあばに魔法を掛けてもらおう』
なんてやってじいじやばあばを登場させてもよいですね。

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【必要なもの】
●紙
●油性色鉛筆(好きな色)
●水性色鉛筆(白と油性色鉛筆と同系色1色とちょっと濃い色)
●筆と水(と水を入れる何か)

小人の足跡

ホームズで読んだ気がしている『小さな足跡』の作り方。

握りこぶしを作って、小指側の側面にインクをつけて側面の手形を押す。
小さな足の裏の指以外の部分ができる。
指5本分を、手の指を使って押す。

この回の設定で使いました。
『小さな誰かがOIKKOにあげるはずのちょっとしたものを盗んでいった』の回です。
ちなみに、この設定はうちの甥っ子は完全にスルー。
あちこちに足跡を残しましたが、大人たちにも気づかれない始末です。
「名画もなりざ」も踏んでるのに・・・

 

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名画 もなりざ

名画 もなりざ

名画 額をひっくり返すのは定番!

誰かに急にかつ簡単に名画を描いてもらいましょう。
上手くても下手でも面白いと思います。

OIKKOには『名画』と言い張りましょう。
名画なんてパッと思い浮かばないよ、という人も多いですよね。
そこは、説明して描いてもらっちゃいましょう。

名画のリスト
◆モナリザ : レオナルド・ダ・ビンチ
正面ちょっと横向き流し目の、髪の長い女の人の上半身。ちょっとふくよか、おでこが見えて含み笑い。

◆落穂拾い : ミレー
草地のようなところで、上半身を折って穂を拾う人2人、中腰の人1人

◆叫び : ムンク
橋の上で目を見開いて耳をふさぐ頬のこけた髪のない人

◆笛を吹く少年 : マネ
赤いパンツ、黒い短い上着、帽子で横笛を吹く少年

◆ひまわり : ピカソ
花瓶に活けられたひまわり

私の場合はばあばに「モナリザ描いて」と頼みました。すぐに描いてくれました。なので上記の説明はしていません。
用意してきた額に入れて、階段の途中に飾りました。
『名画の裏を見ろ』という指令を出したところ、『めいがってなに?』と言われたので、額に入ったすごい絵のことだと教えました。階段の途中にあったよね、と。
ものすごい誘導です。が、この名画、大人が意外と楽しんでます。いまだに飾ってあるし、甥っ子のママも次回作を楽しみにしている。

名画 もなりざ

名画 もなりざ

【用意するもの】
・紙(なんでもいい)
・筆記具(なんでもいい)
・額と額を掛ける紐(あればでいい)

風船に書かれた小さな文字

水風船を膨らませて、読める程度の小さめの文字を書き、しぼませておく。
風船を見つけて膨らませれば読めるという暗号。
シリーズとしては、『道具を使おう』の回で使用しました。
なので、風船を見つける前に風船を膨らます道具を手に入れさせるようにしました。
最近の水風船には、水を入れるポンプがついていて、それで空気を入れることもできるので。

問題は、WATASHIに読めない小さな文字がOIKKOにも読めないのかがわからないところ。最近小さな文字が微妙なもので。
解決策としては、少々の汚しを入れるといいです。
縮小時には汚れが邪魔で読めなくても、拡大すれば文字が読める程度に。
虫眼鏡とかを使うような拡大系の暗号にも有効です。

【用意するもの】
・水風船のセット(水風船・ポンプ)
※水風船以外の風船でも、ポンプがなくてもOKです。
・油性ペン(細書用)

【作り方】
①風船をポンプで膨らませる
②ポンプを外して口をねじり、上から抑えるように風船を置く
③そのサイズで『まぁ読める』くらいの文字で指示を書く
④空気を抜けば暗号風船の完成。読めてしまいそうなときは汚しを入れる。

赤いビンを青いビンに変えろ

宝探しの暗号を紹介します。
「赤いビンを青いビンに変えろ」
というヒントでメッセージを読む暗号です。

ビンに表と裏で色の違うテープを巻きつけ、そこに文字を書きます。
テープをはがして裏返して巻きなおすと、文字は裏側になるので、その状態で置きます。
宝探しの中でヒントと瓶を見つけ、テープをはがして裏返して巻きなおすと文字が読める、という暗号です。

【用意するもの・使う道具】
・太さが一定なビン(のようなもの)
・セロテープ
・紙テープ(仮止め用)

【作成方法】


適当な用紙の両面を別々の色で塗ります。

<パソコンの場合>
両面印刷用の少し厚めの紙に縁なしでベタ塗りの色(仮に赤)を印刷します。
後で細長くカットするので、等間隔にガイドラインを引いておきます。
続いて裏麺に別の色を印刷します。ガイドラインは不要です。


一定幅で紙を細長くカットし、つなぎます。
両面で色の違う長い紙テープができます。


ビンの下側に紙テープの端を少し角度を付けてセロテープで固定します。


巻きつけて紙テープで仮止めし、メッセージを記入します。


仮止めを外し、裏返して巻きつけます。

【その他の使い方】※試していないのでうまくいくかは不明です
①巻きつけない
この使い方では、「巻きつける」ことのヒントのために、最初に巻きつけておいて、かつ、片側を固定しておきます。
巻きつけずにテープのみを見つけさせて、次にビンを探させる、という方法も取れます。
例えば今回は巻きつけておいたまま、そして次の回はテープとビンを別々に、などです。
「ビンを青くしろ」 というようなメッセージでしょうか?

②ビンの太さを変える
太さが違うビンを見つけさせて、メッセージが読めない、もしくはビンの太さでメッセージが変わる、という方法も取れるかもしれません。

③偽のメッセージ
偽のメッセージを記入するのいいでしょう。
「赤いビンのメッセージを見ろ」 という指示を出します。
見つけた青いビンには 「次は(A地点)を探せ」 などという指示を書き込みます。
引っかかった場合のために、A地点には間違いがわかるようなメッセージを置きます。

赤いビンを青いビンに変えろ

赤いビンを青いビンに変えろ