魔法の筆

油性の色鉛筆(普通の色鉛筆)で文字を書いた後、同系色の水性の色鉛筆でその文字の上にぐるぐると線を描きます。
そこに白の水性色鉛筆でも線を追加します。
そうすると、線でつぶされて読めないメッセージが出来上がります。

それを水を含ませた筆で塗ると、重ねた水彩色鉛筆の線が消えて元の文字が読めるようになります。

同系色で塗るのは文字を読みづらくするため
白い線を入れるのは溶けた色が明るくなって文字を見やすくするため

元の文字が見えづらくなるようにちょっと濃い目の色にしたり、何色か混ぜたりを、お手持ちの色鉛筆で試してみてください。

私は水を入れて持ち運べる筆を使い「魔法の筆」としましたが、乾いた筆と「魔法の水」でもいいかもしれません。

魔法の筆、魔法の水、なんて表現もいいでしょう。
『じいじが魔法の水を持っているよ。じいじに水をもらおう』
『この筆にばあばに魔法を掛けてもらおう』
なんてやってじいじやばあばを登場させてもよいですね。

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【必要なもの】
●紙
●油性色鉛筆(好きな色)
●水性色鉛筆(白と油性色鉛筆と同系色1色とちょっと濃い色)
●筆と水(と水を入れる何か)

風船に書かれた小さな文字

水風船を膨らませて、読める程度の小さめの文字を書き、しぼませておく。
風船を見つけて膨らませれば読めるという暗号。
シリーズとしては、『道具を使おう』の回で使用しました。
なので、風船を見つける前に風船を膨らます道具を手に入れさせるようにしました。
最近の水風船には、水を入れるポンプがついていて、それで空気を入れることもできるので。

問題は、WATASHIに読めない小さな文字がOIKKOにも読めないのかがわからないところ。最近小さな文字が微妙なもので。
解決策としては、少々の汚しを入れるといいです。
縮小時には汚れが邪魔で読めなくても、拡大すれば文字が読める程度に。
虫眼鏡とかを使うような拡大系の暗号にも有効です。

【用意するもの】
・水風船のセット(水風船・ポンプ)
※水風船以外の風船でも、ポンプがなくてもOKです。
・油性ペン(細書用)

【作り方】
①風船をポンプで膨らませる
②ポンプを外して口をねじり、上から抑えるように風船を置く
③そのサイズで『まぁ読める』くらいの文字で指示を書く
④空気を抜けば暗号風船の完成。読めてしまいそうなときは汚しを入れる。

赤いビンを青いビンに変えろ

宝探しの暗号を紹介します。
「赤いビンを青いビンに変えろ」
というヒントでメッセージを読む暗号です。

ビンに表と裏で色の違うテープを巻きつけ、そこに文字を書きます。
テープをはがして裏返して巻きなおすと、文字は裏側になるので、その状態で置きます。
宝探しの中でヒントと瓶を見つけ、テープをはがして裏返して巻きなおすと文字が読める、という暗号です。

【用意するもの・使う道具】
・太さが一定なビン(のようなもの)
・セロテープ
・紙テープ(仮止め用)

【作成方法】


適当な用紙の両面を別々の色で塗ります。

<パソコンの場合>
両面印刷用の少し厚めの紙に縁なしでベタ塗りの色(仮に赤)を印刷します。
後で細長くカットするので、等間隔にガイドラインを引いておきます。
続いて裏麺に別の色を印刷します。ガイドラインは不要です。


一定幅で紙を細長くカットし、つなぎます。
両面で色の違う長い紙テープができます。


ビンの下側に紙テープの端を少し角度を付けてセロテープで固定します。


巻きつけて紙テープで仮止めし、メッセージを記入します。


仮止めを外し、裏返して巻きつけます。

【その他の使い方】※試していないのでうまくいくかは不明です
①巻きつけない
この使い方では、「巻きつける」ことのヒントのために、最初に巻きつけておいて、かつ、片側を固定しておきます。
巻きつけずにテープのみを見つけさせて、次にビンを探させる、という方法も取れます。
例えば今回は巻きつけておいたまま、そして次の回はテープとビンを別々に、などです。
「ビンを青くしろ」 というようなメッセージでしょうか?

②ビンの太さを変える
太さが違うビンを見つけさせて、メッセージが読めない、もしくはビンの太さでメッセージが変わる、という方法も取れるかもしれません。

③偽のメッセージ
偽のメッセージを記入するのいいでしょう。
「赤いビンのメッセージを見ろ」 という指示を出します。
見つけた青いビンには 「次は(A地点)を探せ」 などという指示を書き込みます。
引っかかった場合のために、A地点には間違いがわかるようなメッセージを置きます。

赤いビンを青いビンに変えろ

赤いビンを青いビンに変えろ